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or

シンボリック式の論理和

説明

A | B は論理 OR を表します。A または B のどちらかが真、あるいは AB の両方が真の場合、A | B が真になります。

関数 or(A,B) は、関数 A | B と等価です。

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| を使用して、これらのシンボリック不等式を 1 つの論理条件に結合します。

syms x y
xy = x>=0 | y>=0;

assume を使用して、この条件で表される仮定を設定します。

assume(xy)

仮定が設定されていることを確認します。

assumptions
ans =
0 <= x | 0 <= y

| を使用して、2 つのシンボリック不等式を 1 つの論理式に結合します。

range = x < -1 | x > 1;

x010 を代入します。不等式には値が含まれますが、subs は、これらの不等式を logical 1 または 0 と評価しません。

x1 = subs(range,x,10)
x2 = subs(range,x,0)
x1 =
1 < 10 | 10 < -1
x2 =
0 < -1 | 1 < 0

isAlways を使用してこれらの不等式を評価します。

isAlways(x1)
ans =
  logical
     1
isAlways(x2)
ans =
  logical
     0

関数 fold を使用して条件に or を適用し、複数の条件を結合します。

x110 の間の整数と等しくなるように条件を設定します。

syms x
cond = fold(@or, x == 1:10);
assume(cond)
assumptions
ans =
x == 1 | x == 2 | x == 3 | x == 4 | x == 5 |...
 x == 6 | x == 7 | x == 8 | x == 9 | x == 10

入力引数

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オペランド。シンボリック方程式、シンボリック不等式、シンボリック式、シンボリック配列として指定します。入力 A と入力 B は同じサイズまたは適合するサイズでなければなりません (たとえば、MN 列の行列 A と、スカラーまたは 1N 列の行ベクトル B)。詳細は、基本的な演算で互換性のある配列サイズを参照してください。

ヒント

  • シンボリックな部分式を含む論理式に対して simplify を呼び出す場合には、シンボリック定数 symtruesymfalse を取得できます。これら 2 つの定数は、logical 1 (true) および logical 0 (false) と同じではありません。シンボリックな symtruesymfalse を logical 値に変換するには、logical を使用します。

バージョン履歴

R2012a で導入

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参考

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