rsmdemo
対話形式による応答曲面のデモ
構文
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説明
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は、応答曲面法 (RSM)、非線形近似、実験計画法を対話形式で調べるために 3 つのグラフィカル ユーザー インターフェイスを開きます。
インターフェイスにより、シミュレートされた化学反応からデータを収集およびモデル化できます。実験的予測子は、3 つの反応物 (水素、n-ペンタン、イソペンタン) の濃度で、応答は反応速度です。反応速度は、Hougen-Watson モデル (Bates and Watts, [2], pp. 271–272) によってシミュレートされます。
ここで、rate は反応速度です。x1、x2、および x3 は、それぞれ、水素、n-ペンタン、およびイソペンタンの濃度です。β1、β2、..., β5 が固定パラメーターです。確率的誤差は、反応物の各組み合わせの反応速度を摂動するのに使用されます。
以下の 1 つ目または 2 つ目の方法を使用してデータを集めます。
テキスト ボックスを編集するか、関連するスライダーを調整して、[Reaction Simulator] インターフェイスの反応物の濃度を手動で設定します。
[Run] をクリックすると、濃度とシミュレートされた反応速度は、[Trial and Error Data] インターフェイスに記録されます。
データ収集の各実験的実行は、最大 13 回まで行えます。
計画された実験を使用して、[Do Experiment] ボタンをクリックすることで、[Experimental Data] インターフェイスで反応物の濃度を設定します。
完全 2 次モデルの 13 回実行の D 最適設計は、関数
cordexch
によって生成されます。また、濃度とシミュレートされる反応速度は、同じインターフェイスに記録されます。
データが収集されると、個々の予測子に対する反応速度の散布図が、記録されたデータの下にある [プロット] ポップアップ メニューの 1 つを選択することによって生成されます。
Hydrogen vs. Rate
n-Pentane vs. Rate
Isopentane vs. Rate
試行錯誤データの下の [Analyze] ボタンまたは実験データの下の [Response Surface] ボタンをクリックすることで、反応曲面モデルをデータに当てはめます。両方のボタンは、データを応答曲面ツール rstool
に読み込みます。既定の設定では、試行錯誤データに線形加法モデルを当てはめ、実験データに完全 2 次モデルを当てはめます。モデルは応答曲面ツールに調整させることが可能です。
実験データでは、Hougen-Watson モデルに合わせる加法オプションがあります。[Nonlinear Model] ボタンをクリックして hougen
のモデルとデータを、非線形近似ツール nlintool
に読み込みます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入