qrand
ストリームからの準乱数点の生成
構文
x = qrand(q)
X = qrand(q,n)
説明
x = qrand(q)
は、qrandstream
クラスの準乱数ストリーム q
における次の値 x
を返します。x
は 1 行 d 列のベクトルです。ここで、d はストリームの次元です。このコマンドは、q.State
を次に返される値の元の点集合におけるインデックスに設定します。
X = qrand(q,n)
は次の n
値の X
を n
行 d 列の行列で返します。
qrandstream
クラスのオブジェクト q
は、指定した準乱数ストリームのプロパティをカプセル化します。qrand
使用して q
がアクセスされるまで、ストリームの値は生成されず、メモリに保存されません。
例
qrandstream
を使用して、最初の 1000 個の値をスキップし、101 番目ごとの点を保持する点集合に基づいて、3 次元 Halton ストリームを構築します。
q = qrandstream('halton',3,'Skip',1e3,'Leap',1e2) q = Halton quasi-random stream in 3 dimensions Point set properties: Skip : 1000 Leap : 100 ScrambleMethod : none nextIdx = q.State nextIdx = 1
qrand
を使用して、サイズが 4 の 2 つの標本を生成します。
X1 = qrand(q,4) X1 = 0.0928 0.3475 0.0051 0.6958 0.2035 0.2371 0.3013 0.8496 0.4307 0.9087 0.5629 0.6166 nextIdx = q.State nextIdx = 5 X2 = qrand(q,4) X2 = 0.2446 0.0238 0.8102 0.5298 0.7540 0.0438 0.3843 0.5112 0.2758 0.8335 0.2245 0.4694 nextIdx = q.State nextIdx = 9
reset
を使用してストリームをリセットし、別の標本を生成します。
reset(q) nextIdx = q.State nextIdx = 1 X = qrand(q,4) X = 0.0928 0.3475 0.0051 0.6958 0.2035 0.2371 0.3013 0.8496 0.4307 0.9087 0.5629 0.6166