polytool
対話形式の多項式近似
構文
polytool(x,y)
polytool(x,y,n)
polytool(x,y,n,alpha)
polytool(x,y,n,alpha,xname,yname)
h = polytool(...)
説明
polytool(x,y)
は、ラインをベクトル x
および y
に近似し、結果の対話形式のプロットをグラフィカル インターフェイスに表示します。このインターフェイスを使用すると、近似のパラメーターを変更した場合の影響を調べ、近似結果をワークスペースにエクスポートできます。
polytool(x,y,n)
は、最初に n
次数の多項式を近似します。既定値は 1
で、これによって線形近似が生成されます。
polytool(x,y,n,alpha)
は、予測値に対する 100(1 - alpha)
% 信頼区間を最初にプロットします。既定値は 0.05
で、その結果は 95% 信頼区間になります。
polytool(x,y,n,alpha,xname,yname)
は、xname
および yname
を使用して、グラフィカル インターフェイスで x
および y
の値にラベルを付けます。n
と alpha
の既定値を使用するには、[]
として指定します。
h = polytool(...)
は、プロット内のライン オブジェクトのハンドル h
のベクトルを出力します。このハンドルは、データ、近似、下限、上限の度合いを返します。
例
対話形式の多項式近似
次の例は、関数 polytool
を使用して対話形式の近似セッションを開始する方法を示しています。
ノイズを追加した 2 次曲線からデータを生成します。
rng('default') % for reproducibility x = -5:5; y = x.^2 - 5*x - 3 + 5*randn(size(x));
信頼区間 0.90
によって 2 次 (自由度 2) モデルを当てはめます。
n = 2; alpha = 0.1; polytool(x,y,n,alpha)
バージョン履歴
R2006a より前に導入