hygeinv
超幾何累積分布逆関数
構文
hygeinv(P,M,K,N)
説明
hygeinv(P,M,K,N)
は、X
で評価された超幾何累積分布関数が P
以上になる最小の整数 X
を返します。P
は、K
個の欠陥個体を含む M
個の個体のグループから非復元抽出法により N
回取り出した場合に X
個の欠陥個体を観測する確率と考えることができます。
例
あなたは、フロッピー ディスク製造会社の品質保証部長であるとします。製造ラインでは 1,000 個のバッチでフロッピー ディスクを製造し、欠陥を調べるための標本として各バッチから 50 個のディスクを取り出します。バッチ内の欠陥ディスクが 10 個以下でバッチの 99% が合格することが目標です。50 個の標本で許容できる欠陥ディスクの最大数はいくつですか。
x = hygeinv(0.99,1000,10,50) x = 3
欠陥ディスクが 10 個あるバッチから 50 個のディスクを標本として取り出した場合、欠陥のあるフロッピー ディスクの平均個数はいくつですか。
x = hygeinv(0.50,1000,10,50) x = 0
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入