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hygecdf

超幾何累積分布関数

構文

hygecdf(x,M,K,N)
hygecdf(x,M,K,N,'upper')

説明

hygecdf(x,M,K,N) は、x 内の各値に対して超幾何累積分布関数を計算します。計算には、該当する母集団のサイズ M、母集団内で対象となる特徴をもつ個体の数 K、および取り出された標本数 N を使用します。xMK、および N のベクトル入力または行列入力は、すべて同じサイズでなければなりません。スカラー入力は、他の入力と同じ次元の定数行列に展開されます。

hygecdf(x,M,K,N,'upper') は、極端に上裾にある確率をより正確に計算するアルゴリズムを使用して、x の各値に対する超幾何分布の累積分布関数の補数を返します。

超幾何累積分布関数は、次の式で定義されます。

p=F(x|M,K,N)=i=0x(Ki)(MKNi)(MN)

結果の p は、M オブジェクトのグループから非復元抽出法により N 回取り出した場合、最大 x 個の可能な個体 K を取り出す確率です。

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100 個のフロッピー ディスクのロットがある場合、そのうちの 20 個に欠陥があることがわかっているとします。無作為に 10 個のフロッピー ディスクを選択した場合、欠陥のあるフロッピー ディスクを 0 ~ 2 個取り出す確率はいくつですか。

p = hygecdf(2,100,20,10)
p = 0.6812

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入