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betacdf

ベータ累積分布関数

構文

p = betacdf(x,a,b)
p = betacdf(x,a,b,'upper')

説明

p = betacdf(x,a,b) は、a および b の対応するパラメーターを使用して、x の各値に対するベータ累積分布関数を返します。xa および b は、すべて同じサイズのベクトル、行列または多次元配列になります。スカラー入力は、他の入力と同じ次元の定数配列に展開されます。a および b のパラメーターは両方とも正であり、x の値は区間 [0,1] 内に存在しなければなりません。

p = betacdf(x,a,b,'upper') は、極端に上裾にある確率をより正確に計算するアルゴリズムを使用して、x の各値に対するベータ累積分布関数の補数を返します。

x が与えられ、a および b のパラメーターのペアが与えられている場合、ベータ累積分布関数は次の式で表されます。

p=F(x|a,b)=1B(a,b)0xta1(1t)b1dt

ここで、B( · ) はベータ関数です。

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パラメーター a = 2 および b = 2 をもつベータ分布について累積分布関数を計算します。

x = 0.1:0.2:0.9;
a = 2;
b = 2;
p = betacdf(x,a,b)
p = 1×5

    0.0280    0.2160    0.5000    0.7840    0.9720

a = [1 2 3];
p = betacdf(0.5,a,a)
p = 1×3

    0.5000    0.5000    0.5000

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入