emode

モデル vdp を開きます。

openExample("simulink_general/VanDerPolOscillatorExample",...
    supportingFile="vdp")

シミュレーション デバッグ セッションでアクセラレータ モードを使用するには、シミュレーション デバッグ セッションをアクセラレータ モードでシミュレートするように構成されたモデルで開始する必要があります。Simulink ツールストリップの [シミュレーション] タブの [シミュレーション] セクションで、シミュレーション ドロップダウン リストから [アクセラレータ] を選択します。

関数 sldebug を使用してモデル vdp のシミュレーション デバッグ セッションを開始します。MATLAB^® コマンド プロンプト (>>) が Simulink デバッガー プロンプト ((sldebug @0): >> ) になります。

sldebug vdp

(sldebug @0): >> 

関数 tbreak を使用して、シミュレーション時間 5 秒にブレークポイントを設定します。

tbreak 5

Time break point                           : enabled (t>=5.0)

関数 continue を使用して、シミュレーション デバッグ セッションを時間ブレークポイントまで進めます。シミュレーションのこの部分はアクセラレータ モードで実行されます。

continue

Interrupting model execution at time break point (tbreak 5)
%----------------------------------------------------------------%
[Tm = 5.0073507114851168     ] vdp.Outputs.Minor

モデルがアクセラレータ モードで実行されている間に使用できるデバッグ機能は一部だけです。Simulink のデバッグ用のプログラム インターフェイスをすべて使用して、この特定の時点でモデルをデバッグするには、関数 emode を使用してノーマル モードに切り替えます。

emode

Execution Mode                             : Normal
Normal execution mode. All break points are enabled.

関数 step を使用してシミュレーションを進めます。シミュレーション デバッグ セッションのこの部分はノーマル モードを使用して実行されます。

step top

%----------------------------------------------------------------%
[TM = 5.051795155929562      ] vdp.Outputs.Major

この特定の時点を調べたら、次のことを実行できます。