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atrace

代数ループを解くたびに情報を表示するようにシミュレーション デバッグ セッションを構成する

説明

atrace level は、シミュレーションで代数ループを解くたびに情報を表示するようにシミュレーション デバッグ セッションを構成します。level 入力引数を使用して、表示する情報のレベルを指定します。

  • プログラムでシミュレーション デバッグ セッションを開始すると、情報は MATLAB® コマンド ウィンドウに表示されます。

  • Simulink® エディターを使用してシミュレーション デバッグ セッションを開始すると、情報は診断ビューアーに表示されます。

この関数は、次の方法で開始されたシミュレーション デバッグ セッションで使用できます。

  • 対話形式で Simulink ツールストリップを使用

  • プログラムで関数 sldebug を使用

  • プログラムで関数 sim を使用して名前と値の引数 'debug' を指定

メモ

この関数は、プログラムで開始されたシミュレーション デバッグ セッション、およびタイム ステップ内で一時停止中の対話型シミュレーション デバッグ セッションに対してのみ使用できます。

入力引数

すべて折りたたむ

表示する情報のレベル。次のオプションのいずれかとして指定します。

  • 0 — 情報なし

  • 1 または 2 — ループ変数解、ループを解くのに必要となる反復回数、推定される解の誤差

  • 31 および 2 のすべての情報と、ループを解くのに使用するヤコビ行列

  • 43 のすべての情報と、ループ変数の中間解

ヒント

シミュレーション デバッグ セッションを対話形式で開始するには、モデルに 1 つ以上のブレークポイントを追加し、[ブレークポイント リスト][タイム ステップ内で一時停止] が選択されていることを確認します。シミュレーションがブレークポイントで一時停止したときに、stop コマンドなど、プログラムによるデバッグ コマンドの一部を MATLAB コマンド ウィンドウで使用できます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入