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データ型

信号とブロック パラメーターに対する特定のデータ型の割り当て、列挙型の定義

モデルでは、データ型によって信号およびブロック パラメーターの間の相互作用が決まります。数値データ型は、コンピューターが信号とパラメーターをメモリ内に格納する方法およびコンピューターが数学演算を実行する方法を決定します。その他の Simulink® データ型は、信号とパラメーターの構造体または許容値を決定します。

コンピューター ハードウェアの数学的な動作をシミュレーションするために、もしくはモデルから効率的なコードを生成するために、信号およびパラメーターの数値データ型を制御できます。浮動小数点、整数、固定小数点などの数値型を指定できます。Simulink でサポートされているデータ型を参照してください。

列挙データ型により、信号とパラメーターは指定する一連の値のみを使用するようにできます。各列挙値に意味のある名前を指定することで、モデルの可読性を向上させることができます。Simulink で列挙型を使用する方法については、Simulink モデルでの列挙型データの使用を参照してください。

バス型を使用して複数の信号またはパラメーターをまとめてグループ化できることで、モデルの可読性が向上してモデルのメンテナンスが容易になります。バスのデータ型を参照してください。

string 型を使用してモデル内の string を容易に使用できます。

ブロック

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Block Support TableSimulink ブロックがサポートするデータ型の表示
Data Type Conversion入力信号を指定されたデータ型へ変換
Data Type Conversion Inherited継承したデータ型とスケーリングを使用して、データ型を別のデータ型へ変換
Data Type Duplicateすべての入力を強制的に同じデータ型にする
Data Type Propagation基準信号の情報に基づく伝播信号のデータ型とスケーリングの設定
Data Type Scaling Stripスケーリングの除去と組み込み整数へのマップ
ASCII to Stringuint8 ベクトル信号を string 信号に
Compose String指定された形式および入力信号に基づく出力 string 信号の構成
Scan String入力文字列をスキャンし、指定した形式に従って信号に変換する
String Compare2 つの入力 string を比較
String Concatenate複数の入力 string を連結して 1 つの出力 string を形成します。
String Constant指定された string の出力
String Containsstring が、パターンを含むか、パターンで始まるか、パターンで終わるかの判別 (R2020a 以降)
String Countstring 内でのパターンの出現回数をカウント (R2020a 以降)
String Find最初に出現したパターン string のインデックスを返す
String Length入力 string の文字数を出力
String to ASCIIstring 信号を uint8 ベクトルに変換
String to Doublestring 信号を double 信号に変換
String to Enum入力 string 信号から列挙型信号へ
String to Singlestring 信号の single 信号への変換
Substring入力 string 信号からの部分文字列の抽出
To String入力信号を string 信号に変換

関数

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enumerationクラスの列挙型メンバーと名前
Simulink.defineIntEnumType列挙データ型を定義
Simulink.findIntEnumTypeSimulink.defineIntEnumType で定義されている列挙クラスを検索
Simulink.clearIntEnumTypeSimulink.defineIntEnumType で定義されている列挙クラスを削除
Simulink.data.getEnumTypeInfo列挙データ型に関する情報の取得
Simulink.data.isSupportedEnumClass列挙型クラスが Simulink で有効かどうか判断する
Simulink.data.isSupportedEnumObject列挙オブジェクトが Simulink で有効かどうか判断
fixdt固定小数点または浮動小数点データ型を記述した Simulink.NumericType オブジェクトの作成
fixpt_evenspace_cleanupルックアップ テーブルのブレークポイントが等間隔になるように修正
fixpt_look1_func_approxルックアップ テーブルのデータ点を内挿することによって、非線形関数の固定小数点近似を最適化
fixpt_look1_func_plotルックアップ テーブルの固定小数点近似関数をプロットする
fixpt_set_allサブシステム内の各固定小数点ブロックのプロパティを設定
fixptbestexp値の固定小数点表現を最高の精度で表現できる指数
fixptbestprec値を固定小数点で表現する際に可能な最高精度の導出
Simulink.importExternalCTypesC または C++ コードで定義されたカスタム データ型の Simulink 表現の生成
tunablevars2parameterobjects調整可能なパラメーターから Simulink パラメーター オブジェクトを作成
stringtypestring データ型を作成
showblockdatatypetableSimulink ブロックのデータ型のサポートの HTML ページを表示
Simulink.Block.getInternalDataTypeGet data type of block parameter (R2023a 以降)

クラス

Simulink.AliasType信号およびパラメーターのデータ型のエイリアスの作成
Simulink.NumericType浮動小数点、整数、または固定小数点データ型の指定

トピック

関連情報