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startjobmanager

ジョブ マネージャー プロセスの開始

構文

startjobmanager
startjobmanager -flags

説明

startjobmanager は、ジョブ マネージャー プロセスおよび関連するジョブ マネージャー ルックアップ プロセスを mjs サービスの下で開始します。その後、mjs サービスはこれらのプロセスを保守します。ジョブ マネージャーは、ジョブの保存と、ジョブ マネージャーに登録されている MATLAB® ワーカーへのジョブ内のタスクの配布を処理します。mjs サービスは、指定されたコンピューター上で既に稼働していなければなりません。

startjobmanager 実行可能ファイルは、フォルダー matlabroot\toolbox\parallel\bin (Windows® オペレーティング システム) または matlabroot/toolbox/parallel/bin (UNIX® オペレーティング システム) にあります。次のコマンド構文を Windows または UNIX コマンド ライン プロンプトで入力します。

startjobmanager -flags では、次の入力フラグが利用できます。複数のフラグが同一コマンド上で一緒に使用できます。

フラグ操作
-name <job_manager_name>ジョブ マネージャーの名前を指定します。これにより、MATLAB ワーカー セッションおよび MATLAB クライアントに対してジョブ マネージャーが識別されます。既定値は、mjs_def ファイルにある DEFAULT_JOB_MANAGER_NAME パラメーターの値です。
-remotehost <hostname>ジョブ マネージャーおよびジョブ マネージャー ルックアップ プロセスを起動するホストの名前を指定します。省略すると、ローカル ホスト上で起動します。
-clean起動前に、このジョブ マネージャーの前のインスタンスによりディスクに保存された、すべてのチェックポイント情報を削除します。ジョブ マネージャーがクリーンアップされ、既存のジョブやタスクのない状態に初期化されます。
-baseport <port_number>リモート ホスト上の mjs サービスが使用しているベース ポートを指定します。ローカルの mjs_def ファイルにある BASE_PORT の値がリモート ホスト上の mjs サービスで使用されているベース ポートと一致しない場合にのみ、これを指定する必要があります。
-certificate <path_to_certificate_file>ジョブ マネージャーへの接続に使用する証明書ファイルのパスを指定します。ジョブ マネージャーの mjs_def ファイルで REQUIRE_CLIENT_CERTIFICATEtrue に設定されている場合は、このフラグを使用しなければなりません。
-useMSMPIWindows プラットフォーム上のクラスターには Microsoft® MPI (MS-MPI) を使用します。
-secretfile <path_to_shared_secret_file>コマンドの認証に使用する共有シークレット ファイルのパスを指定します。このフラグを使用して、ローカル ファイル mjs_def 内の SHARED_SECRET_FILE の値をオーバーライドします。指定されていない場合、コマンドはローカル ファイル mjs_def 内に指定されたパスまたは既定の場所を使用しようとします。
$CHECKPOINTBASE/security/secret
-v詳細モードでは、コマンド実行の進捗が表示されます。

ローカル ホスト上でジョブ マネージャー MyJobManager を起動します。

startjobmanager -name MyJobManager

ホスト JMHost 上でジョブ マネージャー MyJobManager を起動します。

startjobmanager -name MyJobManager -remotehost JMHost