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urlwrite

URL コンテンツをダウンロードしてファイルに保存 (推奨されません)

urlwrite は推奨されません。http プロトコルまたは https プロトコルの場合、代わりに webread または webwrite を使用してください。ftp プロトコルの場合は、ftp の関数を使用してください。file プロトコルの場合は、filereadfopen、または copyfile を使用してください。

説明

urlwrite(URL,filename) は、指定された URL にある Web コンテンツを読み取り、filename で指定されたファイルに保存します。

urlwrite(URL,filename,Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value のペアの引数によって指定された追加オプションを使用します。

[filestr,status] = urlwrite(___) は、ファイル パスを変数 filestr に格納し、前述の構文の任意の入力引数を使用してエラー メッセージの表示を抑制します。演算が正常に完了した場合、status1 です。それ以外の場合、status0 です。

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urlwrite に関連した投稿を一覧表示する MATLAB® Central の File Exchange の HTML ページをダウンロードします。結果を現在のフォルダー内の samples.html に保存します。

fullURL = ['https://www.mathworks.com/matlabcentral/fileexchange' ...
           '?term=urlwrite'];
filename = 'samples.html';
urlwrite(fullURL,filename);

ファイルを表示します。

web(filename)

urlwrite に関連した投稿を一覧表示する MATLAB Central の File Exchange の HTML ページをダウンロードします。結果を現在のフォルダー内の samples.html に保存します。

URL = 'https://www.mathworks.com/matlabcentral/fileexchange';
filename = 'samples.html';
urlwrite(URL,filename,'get',{'term','urlwrite'});

urlwrite は、https://www.mathworks.com/matlabcentral/fileexchange/?term=urlwrite から HTML コンテンツをダウンロードし、samples.html に書き込みます。

最初の例と同様に、MATLAB Central の File Exchange のページからコンテンツをダウンロードし、タイムアウト期間を 5 秒間に指定します。

fullURL = ['https://www.mathworks.com/matlabcentral/fileexchange' ...
	   '?term=urlwrite'];
filename = 'samples.html';
urlwrite(fullURL,filename,'Timeout',5);

入力引数

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コンテンツの場所。文字ベクトルとして指定します。httpftpfile などの転送プロトコルを含みます。

例: 'https://www.mathworks.com/matlabcentral'

Web コンテンツを格納するファイルの名前。文字ベクトルとして指定します。filename のパスを指定しない場合、関数 urlwrite はファイルを現在のフォルダーに保存します。

例: 'myfile.html'

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Timeout',10,'Charset','UTF-8' は、urlwrite が 10 秒後にタイムアウトし、ファイルの文字エンコードは UTF-8 であることを指定します。

GET メソッドを使用して Web フォームに送信するデータのパラメーター。'get' および名前と値の対のパラメーターから成る cell 配列から構成されるコンマ区切りのペアとして指定されます。サポートされるパラメーターは URL によって異なります。

'Get' には、? および & 文字で区切られた URL のデータが含まれます。

例: 'Get',{'term','urlread'}

POST メソッドを使用して Web フォームに送信するデータのパラメーター。'post' および名前と値の一対のパラメーターの cell 配列から構成されるコンマ区切りのペアとして指定されます。サポートされるパラメーターは URL によって異なります。

'Post' は、要求ヘッダーの一部としてデータを送信しますが、URL では明示的に行われません。

文字エンコード。'Charset' と文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。Charset を指定しない場合、関数はファイルのヘッダーから文字エンコードを判別しようとします。文字エンコードを判別できない場合、Charset は既定としてファイル プロトコルに対してはネイティブのエンコードを、他のすべてのプロトコルについては UTF-8 を使用します。

例: 'Charset','ISO-8859-1'

タイムアウト期間 (秒)。'Timeout' とスカラーから構成されるコンマ区切りのペアとして指定されます。タイムアウト期間は、サーバーによる応答またはデータ送信の待機継続時間ではなく、関数エラーの時期を決定します。

例: 'Timeout',10

クライアントのユーザー エージェントの識別。'UserAgent' と文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

例: 'UserAgent','MATLAB R2012b'

HTTP 認証メカニズム。'Authentication' と文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。現在は値 'Basic' のみがサポートされています。'Authentication','Basic' は基本認証を指定します。

引数 Authentication を含める場合は、引数 UsernamePassword も含めなければなりません。

ユーザー識別子。'Username' と文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。引数 Username を含める場合は、引数 PasswordAuthentication も含めなければなりません。

例: 'Username','myName'

ユーザー認証パスワード。'Password' と文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。引数 Password を含める場合は、引数 UsernameAuthentication も含めなければなりません。

例: 'Password','myPassword123'

出力引数

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filename で指定されたファイルのパス。文字ベクトルとして返されます。

ダウンロードのステータス。1 または 0 のいずれかとして返されます。ダウンロードが正常に完了した場合、status1 です。それ以外の場合、status0 です。

ヒント

  • 関数 urlread と関数 urlwrite は、FTP サイトから内容をダウンロードできます。または、関数 ftp で FTP サーバーに接続してから、関数 mget でファイルをダウンロードすることもできます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入