strvcat

(非推奨) string を垂直に連結

strvcat は推奨されません。代わりに char を使用してください。strvcat と異なり、関数 char は空の文字ベクトルを無視しません。

構文

S = strvcat(str1,...,strN)

S = strvcat(txt)

S = strvcat(str1,...,strN) は、テキスト配列 str1,...,strN を行として含む文字配列を返します。S の行に同じ数の文字が含まれるように、各入力引数に必要なスペースが追加されます。空の引数は無視されます。

S = strvcat(txt) は、txt が string 配列または文字ベクトルの cell 配列であり、txt の要素を行として含む文字配列を形成します。その効果は、txt の各要素を前述の構文で入力として渡すことに似ています。入力内の空の要素は無視されます。

異なるサイズの 3 つの文字配列を作成します。strvcat を使用して、配列のテキストを垂直方向に連結します。

str1 = 'First';
str2 = 'Second';
str3 = 'Third';
strvcat(str1,str2,str3)

ans = 3x6 char array
    'First '
    'Second'
    'Third '

代わりに char の使用を推奨します。

char(str1,str2,str3)

ans = 3x6 char array
    'First '
    'Second'
    'Third '

垂直方向に 3 つの要素を含む string 配列を作成します。strvcat を使用して、配列のテキストを垂直方向に連結します。

txt = ["First"; "Second"; "Third"];
strvcat(txt)

ans = 3x6 char array
    'First '
    'Second'
    'Third '

代わりに char の使用を推奨します。

char(txt)

ans = 3x6 char array
    'First '
    'Second'
    'Third '

入力テキスト。文字配列または string スカラーとして指定します。

テキスト配列。文字ベクトルの cell 配列または string 配列として指定します。

各テキストパラメーター str1,...,strN 自体が文字配列の場合、関数 strvcat は、任意のサイズの文字配列を作成するために、それらを垂直方向に付加します。

R2006a より前に導入