matlab.codeanalyzer 設定
コード アナライザーのメッセージをエディター内で表示する方法は matlab.codeanalyzer
設定を使用して変更できます。いくつかの例外はありますが、これらの設定はエディター、ライブ エディター、MATLAB® Function ブロック エディター (製品でこのツールを使用している場合)、およびコード アナライザー レポート内のメッセージに適用されます。関数 settings
で返されるルート SettingsGroup
オブジェクトを使用して matlab.codeanalyzer
設定にアクセスします。たとえば、下線オプションの一時的な値を 1
に設定し、エラーのみに下線を引きます。既定では、下線オプションは 2
に設定され、エラーと警告の両方に下線が引かれます。
s = settings; s.matlab.codeanalyzer.UnderlineOption.TemporaryValue = 1
設定の詳細については、設定へのアクセスと変更を参照してください。
matlab.codeanalyzer
EnableIntegratedMessages
— 継続的なコード チェックの有効化
1
(既定値) | 0
継続的なコード チェックの有効化。1
または 0
として指定します。
エディターおよびライブ エディターで継続的なコード チェックを有効化するには、1
に設定します。
例: s.matlab.codeanalyzer.EnableIntegratedMessages.TemporaryValue = 0
UnderlineOption
— 下線を引く問題のタイプ
2
(既定値) | 0
| 1
下線を引く問題のタイプ。次の表のいずれかの値として指定します。下線オプションの選択に関係なく、メッセージ インジケーター バーにはエラーと警告がエディターおよびライブ エディターによってマークされます。
値 | 説明 |
---|---|
0 | 下線なし。 |
1 | エラーのみ下線を引く。 |
2 | 警告とエラーに下線を引く。 |
例: s.matlab.codeanalyzer.UnderlineOption.TemporaryValue = 1
ActiveConfigurationFile
— アクティブ メッセージ設定のファイル名
<no value>
(既定値) | string スカラー | 文字ベクトル
アクティブ メッセージ設定のファイル名。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。ファイル名にはファイルへの絶対パスを含めなくてはなりません。既定では、この設定の値は未設定であり、MATLAB は既定のコード アナライザー メッセージ設定を使用します。
例: s.matlab.codeanalyzer.ActiveConfigurationFile.TemporaryValue = "C:\MyWork\MATLAB\MyMessageSettings.txt"
バージョン履歴
R2020a で導入