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isvector

入力がベクトルかどうかを判別

説明

TF = isvector(A) は、A がベクトルの場合は logical 1 (true) を返します。その他の場合は logical 0 (false) を返します。ベクトルはサイズが 1 行 N 列または N 行 1 列の 2 次元配列です。ここで、N は非負の整数です。

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2 行 2 列の行列を作成します。ベクトルかどうかを判別します。

A = [1 2; 3 4];
TF = isvector(A)
TF = logical
   0

行列の最初の列がベクトルかどうかをチェックします。

TF = isvector(A(:,1))
TF = logical
   1

行列の最初の行がベクトルかどうかをチェックします。

TF = isvector(A(1,:))
TF = logical
   1

1 行 1 列の配列であるスカラーを作成します。

A = 5;

スカラー A もベクトルであるかどうかを判別します。

TF = isvector(A)
TF = logical
   1

文字の配列を作成します。ベクトルかどうかを判別します。

A = 'Hello, World!';
TF = isvector(A)
TF = logical
   1

size を使用して A の次元をチェックします。A は 1 行 13 列の文字ベクトルです。

sz = size(A)
sz = 1×2

     1    13

ここで、テキストを二重引用符で囲むことで string スカラーを作成します。

A = "Hello, World!";

スカラー A もベクトルであるかどうかチェックします。

TF = isvector(A)
TF = logical
   1

入力引数

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入力配列。スカラー、ベクトル、行列または多次元配列として指定します。

アルゴリズム

  • 入力配列 A に 2 より多い次元が存在する場合、isvector(A) は常に logical 0 (false) を返します。たとえば、サイズが 1×1×N の配列はベクトルではありません。

  • 関数 isvector(A) には、次元の長さが 0 に等しい場合に特化した動作はありません。たとえば、A のサイズが 0 行 1 列である場合、isvector(A) は logical 1 (true) を返します。ただし、A のサイズが 0 行 3 列である場合は、isvector(A) は logical 0 (false) を返します。

拡張機能

C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

GPU コード生成
GPU Coder™ を使用して NVIDIA® GPU のための CUDA® コードを生成します。

HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入