datetick
日付を書式化した目盛りラベルを付ける
構文
説明
メモ
目的のプロット関数を使用して datetime
値をプロットした方が便利な場合がよくあります。その後、関数 xtickformat
と ytickformat
を使用して目盛りラベルを書式設定できます。datetick
は、シリアル日付値である数値をプロットする場合に役立ちます。
datetick(
は、既定の数値ラベルの代わりに、日付を使って tickaxis
)tickaxis
で指定された軸の目盛りにラベルを付けます。datetick
は、指定された軸の最小範囲と最大範囲を基にラベルの書式を選択します。軸データ値は、関数 datenum
によって返される戻り値と同様にシリアル日付値にする必要があります。
datetick(
は、tickaxis
,dateFormat
)dateFormat
に従ってラベルを書式設定します。
datetick(___,'keeplimits')
は、軸の範囲を保持しながら、目盛りラベルを日付ベース ラベルに変更します。前述の構文のいずれかに 'keeplimits'
を追加します。
datetick(___,'keepticks')
は、ラベルの位置を保持しながら、目盛りラベルを日付ベース ラベルに変更します。前述の構文のいずれかに 'keepticks'
を追加します。
datetick(axes_handle,___)
は、axes_handle
で指定された軸の目盛りにラベルを付けます。axes_handle
引数は、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせの前で指定できます。
例
入力引数
ヒント
目盛りの間隔および位置を変更するには、関数
datetick
を呼び出す前に、該当する座標軸のプロパティ (すなわち、XTick
、YTick
またはZTick
) を設定します。関数
datetick
を呼び出すと、指定した軸のTickMode
が'manual'
に設定されます。つまり、ズーム、パン、または軸の範囲を変更した後に、関数datetick
を再度呼び出し、目盛りとラベルを更新する必要があります。MATLAB で日付および時刻を操作する最良の方法は、シリアル日付値よりも多くの機能をもつ
datetime
値を使用することです。datetime
値をプロットするには、関数plot
を使用します。座標軸の目盛りラベルの形式を変更するには、名前と値のペアの引数DatetimeTickFormat
を使用します。
アルゴリズム
datetick
は、日付値をテキストに変換するために、関数 datestr
を呼び出します。
バージョン履歴
R2006a より前に導入