camva
カメラ画角の設定またはクエリ
構文
camva
camva(view_angle)
camva('mode')
camva('auto')
camva('manual')
camva(axes_handle,...)
説明
camva
は、現在の座標軸で設定されているカメラの画角を返します。カメラの画角は、カメラの視野を決定します。角度が大きいと画面の表示は小さくなります。カメラの画角を変更することで、ズーミングの効果を実装します。
camva(view_angle)
は、現在の座標軸における画角を指定された値に設定します。画角は度を単位として指定します。
camva('mode')
は、カメラの画角モードの現在の値を返します。これは auto
(既定の設定) または manual
です。
camva('auto')
は、カメラの画角モードを auto
に設定します。
camva('manual')
は、カメラの画角モードを manual
に設定します。
camva(axes_handle,...)
は、最初の引数 axes_handle
で識別される座標軸に関して、設定またはクエリを実行します。Axes のハンドルを指定しない場合、camva
は現在の Axes に作用します。
ヒント
関数 camva
は、axes オブジェクトの CameraViewAngle
プロパティと CameraViewAngleMode
プロパティの値を設定またはクエリします。
カメラの画角モードが auto
の場合、ウィンドウの空き領域いっぱいに画面が表示されるようにカメラの画角が調整されます。カメラを別の位置に移動すると、ウィンドウ内の空き領域いっぱいに画面が表示される状態を保持するようカメラの画角が変更されます。
カメラの画角を設定するか、カメラの画角モードを manual
に設定すると、MATLAB® の表示域に合わせる (軸を表示域に合わせる) 機能が無効になります。すなわち、以下のようにしてカメラの画角を現在の値に設定すると、
camva(camva)
axes
を参照してください。例
バージョン履歴
R2006a より前に導入