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変数名

有効な名前

有効な変数名はアルファベットの文字で始まり、アルファベット、数字またはアンダースコアがこれに続きます。MATLAB® では大文字と小文字が区別されるため、Aa"同じ変数ではありません"。変数名の最大長は namelengthmax コマンドの戻り値を使用します。

変数の定義には、ifend のような MATLAB キーワードと同じ名前を使用できません。キーワードの完全なリストを確認するには、iskeyword コマンドを実行してください。

有効な名前の例:無効な名前の例:
x66x
lastValueend
n_factorialn!

関数名との競合

関数 (ijmodecharsizepath など) と同じ名前の変数は作成しないようにしてください。一般に、変数名は関数名よりも優先されます。関数の名前を使用して変数を作成すると、予期しない結果となることがあります。

予定している名前が既に使用されているかどうかを確認するには、関数 exist または which を使用します。その名前の付いた変数、関数または他の要素が存在しない場合は、exist により 0 が返されます。以下に例を示します。

exist checkname
ans =
     0

名前の競合する変数を誤って作成してしまった場合は、関数 clear を使ってその変数をメモリから削除します。

名前の競合が発生する別の潜在的な原因として、ワークスペースに変数を追加するために load または eval (またはこれに類似した関数) を呼び出す関数を定義することが考えられます。場合により、loadeval では関数と同じ名前の変数が追加されることがあります。これらの変数が、load または eval を呼び出す前に関数のワークスペースに存在している場合を除き、MATLAB パーサーは変数名を関数名として解釈します。詳細については、以下を参照してください。

参考

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