オブジェクトでの通常のメソッドの動作

通常のメソッドは、クラスのオブジェクトで動作する関数を定義します。したがって、入力引数の 1 つが、定義クラスのオブジェクトまたはオブジェクトの配列でなければなりません。これらのメソッドは、オブジェクト データに基づく値の計算、MATLAB^® 組み込み関数のオーバーロード、その他のメソッドおよび関数の呼び出しを行うことができます。通常のメソッドは、変更されたオブジェクトを返すことができます。

classdef ブロック内のメソッド

次の例は、classdef ブロックと methods ブロック内でのメソッド (methodName) の定義を表します。

classdef ClassName
   methods (AttributeName = value,...)
      function methodName(obj,args)
         % method code
         ...
      end 
      ...
   end % end of method block
   ...
end 

メソッド属性は、end ステートメントで終了する、特定の methods ブロックにのみ適用されます。

classdef MyData
   properties
      Data {mustBeNumeric} = 0
   end
   methods
      function obj = addData(obj,val)
         if isnumeric(val)
            newData = obj.Data + val;
            obj.Data = newData;
         end
      end
   end
end

a = MyData;
a = addData(a,75)

a = 

  MyData with properties:

    Data: 75

メソッド ファイル

以下の場所にメソッドを定義できます。

クラス フォルダーについての詳細は、クラス定義を含むフォルダーを参照してください。