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kaiserwin
仕様オブジェクトからのカイザー ウィンドウ フィルターの設計
構文
kFilter = design(d,'kaiserwin','SystemObject',true)
kFilter = design(d,'kaiserwin',designoption,value,designoption,...
value,'SystemObject',true)
説明
kFilter = design(d,'kaiserwin','SystemObject',true)
は、カイザー ウィンドウを使用するデジタル フィルター kFilter
を設計します。kaiserwin
が適切に機能するためには、仕様オブジェクトのフィルター次数が偶数でなければなりません。また、フィルター次数が 120 を超えるような高次のフィルターでは、遷移幅が狭いほど正確になる傾向があります。フィルター次数が低いために正確に設計できない場合は、kaiserwin
によって警告が表示されます。
kFilter = design(d,'kaiserwin',designoption,value,designoption,...
は、設計オプションを入力引数として指定し、設計プロセスでカイザー ウィンドウ手法を採用するフィルターを返します。
value,'SystemObject',true)
使用可能な設計オプションを確認するには、次に示すように、designopts
で仕様オブジェクトと設計法を入力引数として指定します。
designopts(d,'method')
kaiserwin
の使用に関する詳細なヘルプは、コマンド ライン ヘルプ システムを参照してください。たとえば、仕様オブジェクト d
を指定した kaiserwin
の使用に関する詳細を取得するには、MATLAB プロンプトで以下のように入力します。
help(d,'kaiserwin')
例
バージョン履歴
R2011a で導入