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parallel.importProfile

ファイルからクラスター プロファイルをインポートする

構文

prof = parallel.importProfile(filename)

説明

prof = parallel.importProfile(filename) は指定されたファイルに保存されているプロファイルをインポートし、そのインポートしたプロファイルの名前を返します。filename に拡張子がない場合は、.mlsettings が補足されます。構成ファイルは .mat の拡張子を付けて指定しなければなりません。.mat 構成ファイルにはただ 1 つのプロファイルが含まれますが、.mlsettings プロファイル ファイルには 1 つ以上のプロファイルを含めることができます。このファイルに定義されているプロファイルが 1 つのみの場合、prof はそのプロファイルの名前に基づく文字ベクトルになります。このファイルに複数のプロファイルが定義されている場合、prof は文字ベクトルのcell 配列になります。インポートするプロファイルと同じ名前のプロファイルが既にある場合は、インポートするプロファイルの名前に拡張子が付けられます。

インポートしたプロファイルは、プロファイルをサポートする任意の関数で使用できます。parallel.importProfile では、インポートされたどのプロファイルも既定のプロファイルとしては設定しません。既定のプロファイルを設定するには、関数 parallel.defaultProfile を使用してください。

前のリリースでエクスポートされたプロファイルは、インポート時にアップグレードされます。構成は自動的にクラスター プロファイルに変換されます。

インポートしたプロファイルは MATLAB 設定の一部として保存されるため、再度インポートしなくても、以後の MATLAB セッションで使用可能になります。

ProfileMain.mlsettings ファイルからプロファイルをインポートし、既定のクラスター プロファイルとして設定します。

profile_main = parallel.importProfile('ProfileMain');
parallel.defaultProfile(profile_main)

ManyProfiles.mlsettings ファイルからすべてのプロファイルをインポートし、先頭のプロファイルを使用して並列プールを開きます。

profs = parallel.importProfile('ManyProfiles');
parpool(profs{1})

OldConfiguration.mat ファイルから構成をインポートし、既定の並列プロファイルとして設定します。

old_conf = parallel.importProfile('OldConfiguration.mat')
parallel.defaultProfile(old_conf)

バージョン履歴

R2012a で導入