upsample
離散時間モデルのアップサンプリング
構文
sysl = upsample(sys,L)
説明
sysl = upsample(sys,L)
は、離散時間動的システム モデル sys
を sys
(Ts0) のサンプル時間より L
倍速いサンプリング レートでリサンプリングします。L
は正の整数でなければなりません。sys
が TF モデル H(z) である場合、upsample
は、サンプル時間が Ts0 / L
の H(zL) として sysl
を返します。
モデル sys
と sysl
の応答には、次のような類似点があります。
sys
とsysl
の時間応答は、Ts0 の倍数で一致します。sys
とsysl
の周波数応答は、最高でナイキスト周波数 π / Ts0 まで一致する。
メモ
sysl
の状態の数は、sys
の L
倍です。
例
バージョン履歴
R2008b で導入