DSB AM Demodulator Passband
DSB-AM 変調されたデータを復調する
ライブラリ
Modulation の Analog Passband Modulation
説明
DSB AM Demodulator Passband ブロックは、両側波帯振幅変調を使用して変調された信号を復調します。このブロックは、包絡線検出法を使用します。入力は変調された信号のパスバンド表現です。入力信号と出力信号は両方とも実数のスカラー信号です。
復調中に、このブロックは、次数、係数、パスバンド リップルと阻止帯域リップルがそれぞれのローパス フィルター パラメーターで記述されたフィルターを使用します。
通常、適切な [Carrier frequency] 値は入力信号の最高周波数よりもはるかに高くなります。ナイキスト サンプリング理論により、モデルのサンプル時間の逆数 (モデルの信号源によって定義) は、[Carrier frequency] パラメーターの 2 倍を超えなければなりません。
このブロックは、double
型の実数入力でのみ機能します。このブロックは、Triggered Subsystem 内では機能しません。
パラメーター
- Input signal offset
対応する DSB AM Modulator Passband ブロックの [Input signal offset] パラメーターと同じです。
- Carrier frequency (Hz)
DSB AM Modulator Passband ブロックに対応する搬送波の周波数。
- Initial phase (rad)
ラジアン単位の搬送波の初期位相。
- Lowpass filter design method
フィルターを生成するために使用される方法。利用できる方法は、バタワース、チェビシェフ I 型、チェビシェフ II 型、および楕円です。
- Filter order
[Lowpass filter design method] フィールドで指定されるローパス デジタル フィルターの次数。
- Cutoff frequency (Hz)
[Lowpass filter design method] フィールドで指定されるローパス デジタル フィルターのカットオフ周波数 (Hz)。
- Passband ripple (dB)
チェビシェフ I 型および楕円フィルターにのみ適用されます。これはパスバンドのピーク間リップル (dB) です。
- Stopband ripple (dB)
チェビシェフ II 型および楕円フィルターにのみ適用されます。これは阻止帯域のピーク間リップル (dB) です。
ペア ブロック
バージョン履歴
R2006a より前に導入