dpcmdeco
差分パルス符号変調を使った復号化
構文
sig = dpcmdeco(indx,codebook,predictor)
[sig,quanterror] = dpcmdeco(indx,codebook,predictor)
説明
sig = dpcmdeco(indx,codebook,predictor)
は、ベクトル indx
を復号化する差分パルス コード復調を実装します。ベクトル codebook
は、予測誤差イコライザー コードブックを表します。ベクトル predictor
は、予測伝達関数を指定します。伝達関数が予測次数 M をもつ場合、predictor
の長さは M+1 で、初期エントリは 0 です。正確に復号化するためには、同じコードブックと予測子を dpcmenco
と dpcmdeco
で使用します。
partition
と codebook
の形式の詳細については、パーティションの表現、コードブックの表現、または quantiz
のリファレンス ページを参照してください。
[sig,quanterror] = dpcmdeco(indx,codebook,predictor)
は、ベクトル quanterror
が量子化パラメーターに基づく予測誤差の量子化であることを除き、上記の構文と同じです。quanterror
は、sig
と同じサイズです。
メモ
関数 dpcmopt
を使用して入力パラメーター codebook
、partition
、および predictor
を推定できます。
例
dpcmdeco
を使用する例については、例:DPCM 符号化と復号化と例:最適化および非最適化された DPCM パラメーターの比較を参照してください。
参考文献
[1] Kondoz, A. M., Digital Speech, Chichester, England, John Wiley & Sons, 1994.
バージョン履歴
R2006a より前に導入