Embedded Coder が業界標準と量産向けテクノロジーをサポート

SIMD、IPP、MISRA-C、ISO 26262、AUTOSAR の各標準のためのコードを生成し、LDRA Testbedと統合

東京, 日本 - (2011 年 9 月 27 日)

コード置き換えライブラリを使用した、ARM Cortex やその他のデバイスのための最適なコードの指定
コード置き換えライブラリを使用した、ARM Cortex やその他のデバイスのための最適なコードの指定

MathWorks は本日、Simulink の組込みシステム向けに量産コードを生成する機能の強化の一環として、Embedded Coder の新機能を発表しました。これらの新機能によって、航空宇宙、自動車、産業オートメーション、産業機械の各業界のエンジニアは、主要な業界標準やテクノロジーを取り込んで、量産向けに最適化されたコードを生成できるようになります。

Embedded Coder には豊富な機能を搭載した一連のコード置き換えライブラリが追加されているので、SIMD、SSE、Intel IPP といった高度なプロセッサ アーキテクチャにおけるスピードを大幅に向上できるようになります。また、新しいユーザー インターフェイスによって、コード置き換えライブラリの作成と管理が簡素化されます。

Embedded Coder では、以下の機能が強化されています。

• SIMD と Intel IPP を含むコード置き換えライブラリのオーサリングと管理のためのユーザー インターフェイス
• Stateflow 状態アクティビティのための MISRA C 2004 と MISRA AC AGC コンプライアンスの改善
• Release R2011b において ISO 26262 と IEC 61508 の認証と資格認定のサポート (IEC Certification Kit から提供)
• AUTOSAR 3.2、センサー/アクチュエータ コンポーネント、および単一 XML ファイル生成のサポート
• SIL (Software-in-the-loop )/PIL (Processor-in-the-loop)テスト用の LDRA Testbed コード カバレッジの統合と関数実行プロファイリング
• Wind River VxWorks 6.8 リアルタイム ターゲットで makefile を使用
• 予測スタック サイズを含む、コード生成レポート内の静的コード指標
• データ コピーの削減と、Switch ブロックのコード効率の向上
• Stateflow 整数データの飽和制御

Embedded Coder の機能と仕様の詳細については、jp.mathworks.com/products/embedded-coder ご覧ください。

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